2021年5月発行

買い手に朗報、物件増加と価格沈静化をブローカーが察知

ようやく住宅購入者に明るいニュースが届いた。NWMLS理事のJohn Deely氏は、1年前と比較して新規登録物件が大幅に増加し、価格の沈静化が報告されているのは「買い手が一息つける状況を意味するかもしれない」と述べた。
売り出し中物件は、4月末時点では5,616戸だったとはいえ、同月中にブローカーは戸建て住宅・コンドミニアムで12,043戸の新規登録物件を追加している。これはコロナウイルスの制限措置が始まった2020年4月から57%以上の大幅増となる。3月と比べて新規登録物件は14%増加し、2年前(2019年4月) と比べても新規登録物件は3%増加した。
4月末時点の在庫数5,616戸は前年比45%減で、2020年4月は10,282戸の売り出し中物件がMLSデータベースに登録されていた。
販売契約件数が急増しつづけていることから、在庫も枯渇状態のままだ。ブローカーが報告した4月の住宅販売契約件数は10,583戸で、2020年4月に記録した双方合意済み契約件数7,207戸から47%近く増加した。先月の契約件数は3月から微減(2.58%減) した。
「やっと5月がやってきた。歴史的に、毎年5月は新規登録物件が増える。この在庫と選択肢の増加は、夏いっぱいまで続くだろう」とJohn L. Scott Real Estate会長兼CEOのJ. Lennox Scottは述べた。同氏は、大量の買い手予備軍が控えていることから「新たな中古物件が出るたび『即断即決』状態の市場が続く」状況に言及することで、抑え気味の予測を出している。
登録物件数に一定の回復が見られても、MLSレポートで在庫月数が1ヶ月分を超えるのは9郡に過ぎない。エリア全体の在庫月数はわずか0.64ヶ月分で、Puget Sound地域4郡はそれすら下回る(0.57ヶ月)。
供給枯渇で価格は上昇が続く。ブローカーが報告した4月の戸建て住宅およびコンドミニアムの販売件数は8,791戸で、2020年4月の5,866戸を50%近く上回る。販売件数の価格は前年比で25%も急上昇し$452,030から$565,000。ほぼ全ての郡で二桁上昇となった。
一戸建て住宅価格が約26.5%上昇した一方で、コンドミニアム価格は12%上昇と緩やかだった。
入札合戦は日常的だが、価格設定に関しては沈静化の兆しが一部のブローカーから報告されているとDeely氏は語った。「ブローカーからは、高値でゴリ押ししてきた売り手の中には、売り出し期間が長引き、場合によっては値下げを余儀なくされた者もいると聞いている」と同氏は言い、売り手は適正な価格設定が必要だと強調した。「物事が正常に戻り始めるなか、売り手に主導権を握らせてきた空前の市況は沈静化するかもしれない」と同氏は述べた。

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ワシントン州の経済、コロナ禍の影響が最少

ワシントン州の経済は、全米の他のどの州よりもコロナ禍をうまく乗り越えたことが、新たに発表された調査で明らかになった。パーソナルファイナンス情報サイトのWalletHubによる本調査は、50州およびコロンビア特別区を、中小企業の雇用割合や有給病気休暇を利用できる労働者の割合、失業保険申請件数の増加など、13項目にわたる主要指標で比較している。これらの指標に基づいて各州がスコア付けされたところ、ワシントン州の経済はコロナ禍による影響が今のところ最も少ないと評価された。具体的にワシントン州は、在宅勤務が可能な労働者割合が最も高い州の1つであり、失業後に職場復帰する従業員数が平均以上、有給病気休暇を利用できる
労働者割合が平均以上という調査結果だった。


Breakouts! – Residential SOLD Average

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ミレニアル世代が住宅価格の押し上げ要因、エントリーレベル住宅で最大の価格上昇率

新たな住宅価格指数で、今回は3月期の住宅価格の年間上昇率の二桁上昇が発表された。またコアロジック住宅価格指数(CoreLogic HPI) も、現在の環境下では前月比最大の伸びを示した。同社によると、同月の全米での価格上昇率は11.3%、2月からは2%上昇した。2021年春の住宅購入シーズンは、2019年と2018年に見られたトレンドをしのぐ勢いだと同社は伝えている。ミレニアル世代が需要を牽引しており、過去1年間の住宅購入申請件数の54%を占める。

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Gina Brown (NMLS#115337)
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